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なぜグリストラップ清掃で、契約書の締結が必要なの?:アイエスガステム

(2017.06.30)

どうして、グリストラップの清掃をしてもらうだけなのに、契約書の締結が必要なの?

グリストラップの清掃内容にもよりますが、汚泥を引き抜き処分をする場合は、契約書が必要になります。

あまり見かけませんが側面や蓋を磨くだけの清掃や、石鹸化工法という清掃方法では汚泥を処分をする必要がないので、産業廃棄物に関する契約書は必要ありません。

 

排出事業者は、産業廃棄物を自らの責任において適正に処理しなればなりません。

しかし、自社で産業廃棄物として処分ができる事業者は、ほぼありませんよね。

そのため、専門の業者に処理を委託するのが一般的です。委託する場合には、契約書の締結が必要になります。

※排出事業者とは産業廃棄物を排出する事業者のことです。

必要な契約書は、下記の2つです。

1.産業廃棄物収集運搬委託契約書
グリストラップ内の汚泥を引き抜き、処分場に運ぶことを委託する契約書です。

産業廃棄物収集運搬委託契約書

 

 

 

 

 

2.産業廃棄物処理委託契約書

汚泥の処分を、処分場に委託するための契約書です。

処分場では、脱水等を行い、最終的に埋め立てたり、野菜の肥料にリサイクルしたりします。

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★契約する際に注意するポイントです。

①書面での契約

口頭では契約にはなりませんので、書面で交わす必要があります。また、容量や、作業内容で法定記載事項に変更があった際にも、変更の記載をした覚書等を交わします。

 

②三者間契約の禁止

作業を依頼する際に、収集運搬の許可を持った業者と、処分場が異なる場合があります。その場合、排出事業者は、処分場と直接、契約を交わさなければなりません。

清掃業者や管理会社が間に入る三者間契約は、認められていません。適正な処理を行う上で、金銭の流れの透明性を高めるためです。

ただし、処分場持っている業者が、収集運搬も行う場合は、一つの契約書の締結で問題ありません。

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③必要な項目を盛り込む

必要な項目は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の「施行令」と「施行規則」で定められていますので、契約書内に記載する必要があります。

インターネット等で調べるとひな形が出てきますので、活用してください。

通常は、作業を依頼した業者が代わりに作成してくれますことが多いです。内容を確認してから、締結しましょう。

 

④許可証の写しを添付する

契約する地域の許可を持った業者であることを証明するためのものです。この許可を持っていない業者に、収集運搬や処分の依頼をしてはいけません。

環境省のホームページより業者名も入力すると、許可を持った業者か検索をすることが可能です。

契約を締結する人は、事業者の代表者ですが、工場長や施設長が契約締結の権限を委託されている場合には、その方が契約者となっても問題ありません。

 

契約を締結したら終わりではありません。

マニフェストが発行されるので、契約書に記載されている業者がきちんと処理をしているか、すべての契約書が返却されたかなどの確認が必要です。

さらに、マニフェストは、5年間保管しなければなりません。

マニフェストに関してはこちら>>>

 

正しい業者に委託しないと排出事業者責任を問われてしまいますので、ご注意ください。